宝くじとギャンブルは微妙な関係にある。「日本は海外よりギャンブル依存症の人が多いかも知れない」。そんな調査結果を3年前にまとめた国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の松下幸生院長に、現状を聞いた。(聞き手・大牟田透) ...
革新的・野心的な試みで知られる劇団「オペラ・フィラデルフィア」は、観客が払うチケット代金を自分で決める方式を採用すると発表した。すべての公演のすべてのチケットが対象で、価格は11ドル(訳注=1ドル=146円換算で約1600円)以上であ ...
かつて死の病と恐れられ、著名人も多く亡くなったエイズ。今では治療法も進歩し原因ウイルスHIVの増殖を抑えて日常生活を送ることが可能になった。それにもかかわらず、発見・報告以来「40年間のパンデミック」が続いている。差別や偏見、そしてスティグマ(社会的 ...
スタンフォード大日本プログラム所長の筒井清輝教授と、ダートマス大学チャールズ・クラブツリー助教授が中心になって、日本の社会、政治、経済などさまざまなテーマで行う世論調査、ジャパンバロメーター。インターネットを利用した調査で、対象は80 ...
近代国家成立のはるか以前から、宝くじは存在した。万里の長城やトレビの泉、大英博物館といった世界の観光名所の多くに宝くじは貢献してきた。税金と違って、多くの人たちが喜んでお金を出してくれる仕組みだが、時として人々の狂乱を招くこともあった ...
「絶対に1等が当たるから宝くじ買わない?」と誘われたら、詐欺を疑うべきだ。だが、当たる方法はある。くじを全て買うことだ。「無理だ」「損をするだけ」と思っただろうか。しかし、「コロンブスの卵」のような出来事が約30年前、米バージニア州で ...
「一獲千金」を夢みたことがある人は多いに違いない。その夢を古くからかき立ててきたのが、宝くじだ。ごくまれに起きる宝くじの「大当たり」は、人に何をもたらすのだろうか。その幸運が一部の地域に集中したりしたら、地域は変わるのだろうか。
地球温暖化を防ぐため、日本を含めた先進諸国は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするという野心的な目標を掲げている。そのために化石燃料からCO 2 ...
ゴーダチーズが世界に知られるオランダ南西部の小都市ゴーダが、消滅の危機に見舞われている。ゴーダ市は泥炭湿地の上に築かれており、地盤沈下の危険と背中合わせ。気候変動の結果、降雨量が増え、海水面が上昇している今、そのリスクはさらに増大して ...
『ブルックリン』は2000年代に読んだ英語小説のうちで最も完成度の高いもののひとつだと、周囲に宣伝してきた。その続編が出るとは驚いた――15年も経ったあとのことだったから。そしてわくわくした――アメリカへ去ったアイリーシュと彼女がアイルランドに「置き ...
路上生活者やストリートチルドレンが参加するストリートサッカーの世界大会「ホームレス・ワールドカップ」に13年ぶりに日本代表が参加する。9月下旬に韓国で開かれる大会には、「ホームレス」を広くとらえ、不安定な居住環境に暮らした経験を持つ人 ...